Oracle中心にIT全般の技術情報を気が向くままに書いています。他にLinux、仮想化技術(VMWare)やトラブルに役立つ情報などがあります。

スポンサーサイトRAC構築 11gR2 on Oracle Linux5.8[VMWare] (1)全体設計


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
全11回+補足(数回)の記事とする予定です。

RAC構築 11gR2 on Oracle Linux5.8[VMWare]
(1)全体設計
(2)OSインストール
(3)VMWare Toolsインストール(任意)
(4)OS設定
(5)NTP環境構築
(6)ASM用共有ディスク追加
(7)ユーザ設定その他
(8)ゲストOS複製(RACノード2作成)
(9)Grid Infrastructureインストール
(10)Oracleソフトウェアインストール
(11)RAC用データベース作成
【参考】このディスクが依存するスナップショットディスクを開くことができません
【参考】Timed out waiting for the CRS stack to start
【参考】ゲストOSが突然フリーズする
【参考】root.shエラー時に再実行する


ちょっと今更感がありますが、データベースバージョン等,環境が新しくなって久しい為,久しぶりにRAC構築を行いたくなりました。
前回に実施した「RAC構築 10gR2 on Oracle Linux5.2[VMWare] 」の手順も参考にしながら,改善できるところは改善してもう1度実施してみます。




全体設備設計
Windows VistaにVMWareをインストールし、その上に2台分のゲストOSをインストールしてRAC構築を行います。

最近のVMWareでは32ビットのホストOS上に64ビットのゲストOSの環境を構築できることを知りました。
CPUが仮想化に対応している必要があるのですが、私のCPUは幸いにも対応していました。
⇒ 事前にBIOSの画面にて、Intel Virtualization TechnologyをEnabledに設定

よって、32ビットのホストOS上に64ビットの環境を構築したいと思います。

■環境構成


■利用環境一覧
種類ソフト名称備考
ホストOSWindows Vista Home Premium SP2(32 Bit)
仮想化ソフトVMWare Player 4.0.3パソコンが1台しかないので仮想化ソフトを利用
ゲストOS
(2台)
Oracle Linux Release 5 Update 8 for x86_64 (64 Bit)VMWare上にインストール
データベースOracle Database 11g Release 2 EE 11.2.0.1.0 (64 Bit)

■ホストOS環境詳細
項目説明
OSWindows Vista Home Premium SP2(32bit)
プロセッサIntel(R) Core(TM)2 Duo CPU E6850 @3.00GHz 3.00GHz
メモリ4GB
備考32ビットOSなので、通常はメモリ制限の壁が2GB、3GBとありますが、ReadyFor4GBというツールを使えばメモリ制限の壁を越えてメモリを認識することができます。最近知ったのですが、ビックリです。
※ReadyFor4GBの詳細は、http://nagabuchi.jugem.jp/?eid=337を参照してください。

■ゲストOS環境詳細
項目説明
OSOracle Enterprise Linux 5 Update 8(64bit)
プロセッサ各ノード毎にコアを1つ割り当て
メモリ各ノード毎に1600MBずつ割り当て
※メモリが1.5GBあれば良いのですが、誤差があるようで、1.5GBピッタリだとGrid Infrastructureインストール時に警告が出ます。警告は無視すれば良いのですが、ここでは少し多めに指定しています。
ディスク各ノード毎に20GBずつ割り当て
※私の環境のディスク資源に余裕が無かったために20GBとしましたが、本来は30GB以上あった方が便利です。20GBの場合、条件によって容量が不足することがあり、その場合は不要なファイルを消しながら進める必要があります。


ネットワーク設計
RACでは、パブリックなIPとインターコネクト通信用のIPが必要となりますので、後述するVMWareによるゲストOS構築時にネットワークカードを2枚差し状態で設定します。

また、VMWareによるゲストOSのネットワーク設定は、今回は"Host Only"(ホストOSとのみ通信可能)で構築しますので、構築したRACへのアクセスができるのはホストOSからのみになります。
必要に応じてBridged等で構築しても良いかと思います。

■ネットワーク構成


■ネットワーク設定一覧
SCAN名:RAC11GR2
SCAN IPアドレス:192.168.132.50
コンピュータ名パブリックIPアドレス
(サブネットマスク)
VIP用IPアドレスインターコネクト
IPアドレス
(サブネットマスク)
11gR2RAC01192.168.132.51
(255.255.255.0)
192.168.132.61192.168.60.51
(255.255.255.0)
11gR2RAC02192.168.132.52
(255.255.255.0)
192.168.132.62192.168.60.52
(255.255.255.0)


ディスク設計
ディスク管理にはASM(Automatic Storage Management)を使用します。

なお、11g R2より、ASMとClusterwareは、Grid Infrastructureに統合されました。
(従来のASMはOracleデータベース側でインストールしていました。)
さらに、OCRと投票ディスクがASMに統合され,従来使用していたRAWデバイスへのインストールは新規構築の場合にはサポートされないとのことです。

また、これは任意になりますが、ASMLibによってディスクデバイスとのマッピングを行います。



ASMディスク構成についてですが、11gR2ではOCRや投票ディスクを配置できるようになっています。

Oracleホームについては、今回はファイルシステム上にインストールします。
ACFS上に作成することもでき、その場合、データベースのインストール場所が1箇所で済むというメリットがありますが、パッチ適用などのローリングアップグレードが行えないというデメリットがあります。



■ディスク構成
ASMディスクグループASM識別名ディスクデバイス容量[GB]格納データ
ASMDATAasmdata1/dev/sdb110データファイル
制御ファイル
オンラインREDOログファイル
OCR
投票ディスク
ASMACFSasmacfs1/dev/sdc110その他ファイル格納用。
今回はACFS環境の作成まで行いませんが、手順上では将来のために追加しています。




以上です。




トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



前ページへ:VMWare ESXiにおけるコールドバックアップとりストア
次ページへ:RAC構築 11gR2 on Oracle Linux5.8[VMWare] (2)OSインストール

ページのトップへ

必ずお読みください

本ブログ記事をご利用になって生じたいかなる損害についても当方は一切責任を負いません。
ご利用は自己責任でお願いします。(^―^)

広 告





ブログランキング/その他


ビジネスブログ100選

ブログランキング・にほんブログ村へ
blogramで人気ブログを分析




最新トラックバック


RSSリンクの表示

QRコード

QR

アクセスカウンター

ユニーク:
トータル:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。