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スポンサーサイトRAC構築 10gR2 on Oracle Linux5.2[VMWare] (8)自動時刻合わせ設定


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(8) 自動時刻合わせ設定(RACサーバ1)

【RAC構築の流れ】
(1) RAC構築の全体設計
(2) VMWareインストール
(3) VMWare仮想マシン追加(RACサーバ1)
(4) Oracle Enterprise Linuxインストール(RACサーバ1)
(5) 追加モジュールインストール(RACサーバ1)
(6) VMWare共有ディスク追加(RACサーバ1)
(7) 共有ディスク設定(RACサーバ1)
(8) 自動時刻合わせ設定(RACサーバ1)(今回の記事)
(9) インストール事前環境設定(RACサーバ1)
(10) RACサーバ2の作成
(11) SSH環境設定
(12) Oracle Clusterwareインストール事前検証
(13) Oracle Clusterwareインストール
(14) RACインストール


RAC構築について、前回で予定している14回のうち7回までが終わり、折返し地点になりました。
今回は自動時刻合わせを取り上げます。

何だそんな話題かと思われるかもしれませんが、ClusterwareのインストールやRACのインストール時には、クラスタを構成するサーバ間の時刻が合っていないとエラーが発生してしまいます。

では、1回合わせれば良いのではないかとの意見もあると思いますが、VMWareでLinuxの環境を構築すると、驚くほどに時間がズレます。
これは、Linuxのkernelのバージョンなどにも依存するのですが、私の環境においては、なんと1分間に数十秒ズレる始末です。

ズレる理由はいくつかあるのですが、以下のサイトを参考にさせていただきました。
VMware で Linux を動かした際の時刻のズレを解消する(続き)
VMware ServerでCentOSの時刻がズレる
Core2 Quad で VMware Server の時刻が進む件は解決した

【今回の方式】
・方式:NTPプロトコルによる時刻合わせ
・タイムサーバー:ホストOSのW32Timeサービスを使用
・クライアント(RACサーバ):ntpdateコマンドをcrontabで定期的に実行

クライアント側で時刻を合わせる方法はいくつかあり、VMWare Toolの機能を使って行う方法もありますが、今回は使用しません。

時刻がズレる理由は環境依存の部分があるため、取り捨て選択が必要ですが、今回設定した内容について記載したいと思います。
もちろんこの方法がベストとは限りません

【手順一覧】
1.crontab設定
2.kernelパラメータ設定
3.cpuspeedサービスの停止

【詳細手順】
1.crontab設定
 以下の設定を/etc/cron.d/crontabファイルに追記します。
 ファイルが存在しない場合は、ファイルを新たに作成します。
* * * * * root /usr/sbin/ntpdate -s 192.168.0.1 > /dev/null 2>&1
 上記設定により、ntpdateコマンドが1分置きに実行されます。
 本来はこんな頻度で実行する必要はありませんので、必要に応じて適切な間隔を指定してください。

 ntpdateコマンドについてですが、本来であれば常にslewモードとすべきだと思うのですが、検証環境であることと時刻のズレが激しいので、デフォルトのままとしました。(実運用では時刻が戻るのは良くなかったはず・・・)

 この時点で、1分置きに時刻合わせはされるものの、数十秒単位でズレるので、そもそも時刻のズレが起きないようにする必要があります。

2.kernelパラメータ設定
 「/boot/grub/menu.lst」ファイルのkernelのパラメータの最後に「acpi=off clock=pit nosmp noapic nolapic」を追加し、再起動を行います。
 以下は、「/boot/grub/menu.lst」の記載例です。
[root@rac02 ~]# cat /boot/grub/menu.lst
# grub.conf generated by anaconda
#
# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE:  You have a /boot partition.  This means that
#          all kernel and initrd paths are relative to /boot/, eg.
#          root (hd0,0)
#          kernel /vmlinuz-version ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00
#          initrd /initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title Enterprise Linux (2.6.18-92.el5)
        root (hd0,0)
        kernel /vmlinuz-2.6.18-92.el5 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet acpi=off clock=pit 
nosmp noapic nolapic
        initrd /initrd-2.6.18-92.el5.img
 再起動を実施し、時刻を確認すると、時刻のズレがほとんど無くなっていました。
 しかし、幾分、時刻が進み気味になってしまいました。

3.cpuspeedサービスの停止
 cpuspeedサービスを停止することでクロック数を一定に保ち、時刻のズレを軽減させます。
[root@rac02 ~]# chkconfig --level 2345 cpuspeed off
 以上のコマンドを実行して再起動を行ったところ、ほとんど時刻のズレが無くなりました。
 
 また、ズレても定期的に実行されるntpdateコマンドで、自動的に時刻合わせが行われます。




以上です。




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