Oracle中心にIT全般の技術情報を気が向くままに書いています。他にLinux、仮想化技術(VMWare)やトラブルに役立つ情報などがあります。

スポンサーサイト12cRAC構築[VMWare] 5.RACノード1構築


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1台目のRACノード用のサーバ構築を行います。

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■RAC構築 12cR1 on Oracle Linux6.4[VMWare]
1.RAC構築の全体設計
2.仮想化環境の構築
3.DNS兼NTPサーバの構築
4.Xサーバの構築
5.RACノード1構築 ★今回
6.RACノード2構築(RACノード1複製)
7.ASM共有ディスク追加
8.Grid Infrastructureインストール
9.RACインストール
(参考) RACインストールでORA-00845
(参考) Grid Infrastructureインストール要件の事前チェック
(参考) oracleasm createdisk:Instantiating disk: failed


【過去記事】
(過去記事)RAC構築 11gR2 on Oracle Linux5.8[VMWare]
(過去記事)RAC構築 10gR2 on Oracle Linux5.2[VMWare]
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Oracle Linuxダウンロード
Oracle Linuxは、「3.DNS兼NTPサーバの構築」で既にダウンロード済みですので、そのファイルを使用します。

・ファイル:Oracle Linux Release 6 Update 4 Media Pack for x86_64 (64 bit)
・ファイル名:V37084-01.iso


新規仮想マシンの作成(RACノード1)
VMWare Player上にVMWare ESXiがインストール済みであることを前提とします。

VMWare PlayerからVMWare ESXiを起動し、VMWare vShere Clientにて管理画面を開きます。
右クリックし、「新規仮想マシン」をクリックします。


「カスタム」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


「名前」にRACノード1コンピュータ名の「racnode1」を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。


仮想マシンを作成するストレージを選択しますが、datastore1のみなので、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。


「仮想マシンのバージョン:8」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


ゲストOSに「Linux」を選択し、バージョンに「Oracle Linux 4/5/6(64ビット)」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


仮想ソケット数、仮想ソケットあたりのコア数について「1」を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。


メモリサイズに「4GB」を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。
「4GB」を指定したのは、Grid Infrastructureの要件が「4GB以上」であるためです。
しかし実は、「4GB」を指定してもGrid Infrastructureのインストール時に警告が出ます。
これはOSが認識するメモリサイズが、ここで指定したメモリサイズよりも若干少なくなるためです。
よって、警告を出したくない場合は、メモリサイズを「4GB」よりは少し多めに設定しておく必要があります。
ただし、警告が出ても無視すれば問題ないため、今回は「4GB」の指定のままとします。


NICの数を「2」で指定し、各NICにて「パワーオン時に接続」にチェックされていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
RAC構築では2つ以上のNICが必要となります。


「LSI Logicパラレル」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


「新規仮想ディスクを作成」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。


ディスクサイズに今回は「30GB」を指定し、「Thin Provision」を選択し、場所に「仮想マシンで保存」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
「Thin Provision」を選択することで、ディスク使用状況に応じてディスクの領域が確保されるため、結果的にディスクの空き領域が大きくなってもディスク領域は使用した分しか消費されません。


仮想デバイスノードに「SCSI(0:0)」を選択し、「独立型」にチェックを行い、「次へ」ボタンをクリックします。


「完了前に仮想マシンの設定を編集」をチェックし、「続行」ボタンをクリックします。


「新規CD/DVD」を選択し、データストアISOファイルにダウンロードしたOracle LinuxのISOファイルを選択し、「終了」ボタンをクリックします。



Oracle Linux ISOのESXi仮想ディスクへの登録
Oracle LinuxのISOファイルを利用してESXiにインストールするため、ESXiの仮想ディスクにISOファイルをコピーします。

「構成」タブにて「ストレージ」メニューを選択し、「datastore1」を右クリックし、「データストアの参照」をクリックします。


ルート(/)フォルダを選択し、「新規フォルダの作成」アイコンをクリックします。


任意に新規フォルダの名前を入力し、「OK」ボタンをクリックします。


作成したフォルダを選択し、ファイルのアップロードアイコンをクリックし、「ファイルのアップロード」をクリックします。


Oracle LinuxのISOファイルを選択し、「開く」をクリックします。


ISOファイルが登録されました。



Oracle Linuxのインストール(RACノード1)
VMWare vShere Clientを起動し、「racnode1」を右クリックし、「コンソールを開く」をクリックします。


▶(パワーオン)アイコンをクリックします。


Enterキーを押します。


「Skip」を選択し、Enterキーを押します。


「Next」ボタンをクリックします。


「Japanese(日本語)」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。


「日本語」を選択し、「次」ボタンをクリックします。


「~。どのようなデータであっても破棄してください」ボタンをクリックします。


「ホスト名」にRACサーバ名の「racnode1.sakusaku.jp」を入力し、「ネットワークの設定」ボタンをクリックします。


「System eth0」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。


「自動接続する」をチェックします。
「IPv4のセッティング」タブを選択します
下記のように入力し、「適用」ボタンをクリックします。
 ・「方式」に「手動」を選択
 ・「アドレス」にDNSサーバのIPアドレス「192.168.0.31」を入力
 ・「ネットマスク」に「24」を入力
 ・「ゲートウェイ」にルータのIPアドレスである「192.168.0.2」を入力
 ・「DNSサーバー」に構築したDNSサーバのIPアドレスである「192.168.0.21」を入力


「System eth1」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。


「自動接続する」をチェックします。
「IPv4のセッティング」タブを選択します
下記のように入力し、「適用」ボタンをクリックします。
 ・「方式」に「手動」を選択
 ・「アドレス」にDNSサーバのIPアドレス「192.168.50.31」を入力
 ・「ネットマスク」に「24」を入力


「閉じる」ボタンをクリックします。


「次」ボタンをクリックします。


「次」ボタンをクリックします。


「rootパスワード」および「確認」にパスワードを入力し、「次」ボタンをクリックします。


「カスタムレイアウトを作成する」を選択し、「次」ボタンをクリックします。


「作成」ボタンをクリックします。


「標準パーティション」を選択し、「作成する」ボタンをクリックします。


下記のように入力し、「OK」ボタンをクリックします。
 ・マウントポイント:/boot
 ・ファイルシステムタイプ:ext4
 ・サイズ:512
  ※不足すると面倒なので、大きめに設定しておきます。
 ・基本パーティションにする:チェック


「作成」ボタンをクリックします。


「LVM物理ボリューム」を選択し、「作成する」ボタンをクリックします。


下記のように入力し、「OK」ボタンをクリックします。
 ・ファイルシステムタイプ:Physical volume(LVM)
 ・サイズ:空きの容量をすべて指定(今回は30207)


「作成」ボタンをクリックします。


「LVMボリュームグループ」を選択し、「作成する」ボタンをクリックします。


「追加」ボタンをクリックします。


下記のように入力し、「OK」ボタンをクリックします。
 ・ファイルシステムタイプ:swap
 ・論理ボリューム名:lvswap
 ・サイズ:4096(メモリに4GB割り当てたので同量を指定)


「追加」ボタンをクリックします。


下記のように入力し、「OK」ボタンをクリックします。
 ・マウントポイント:/
 ・ファイルシステムタイプ:ext4
 ・論理ボリューム名:lvroot
 ・サイズ:すべて指定(今回は26108)


「OK」ボタンをクリックします。


「次」ボタンをクリックします。


「フォーマット」ボタンをクリックします。


「変更をディスクに書き込む」ボタンをクリックします。


「次」ボタンをクリックします。


「Minimal」を選択し、「次」ボタンをクリックします。


「再起動」ボタンをクリックし、サーバの再起動を行います。


下記のように「racnode1 login:」プロンプトが表示されたらOracle Linuxのインストール完了です。





yumリポジトリ構築
(1) wgetインストール
yumコマンドでwgetをインストールします。
[root@racnode1 ~]# yum -y install wget Setting up Install Process ~ Complete!

(2) yumリポジトリファイルダウンロード
yumリポジトリファイルをOracle Public Yum Serverよりダウンロードします。
[root@racnode1 ~]# cd /etc/yum.repos.d
[root@racnode1 yum.repos.d]# wget http://public-yum.oracle.com/public-yum-ol6.repo --2013-12-08 22:24:38-- http://public-yum.oracle.com/public-yum-ol6.repo ~ 2013-12-08 22:24:38 (121 MB/s) - `public-yum-ol6.repo.1' へ保存完了 [4233/4233]


NTP設定
RACを構築する場合、構成するサーバの時刻が同期されている必要があり、同期していない場合にはエラーが発生しますので、ntpにより時刻同期を行います。

(1) NTPのインストール
yumコマンドによりntpをインストールします。
[root@racnode1 ~]# yum -y install ntp Setting up Install Process ~ Complete!

(2) ntp.confファイル作成
3.DNS兼NTPサーバの構築」で構築したNTPサーバを指定します。
[oracle@racnode1 ~]$ vi /etc/ntp.conf driftfile /var/lib/ntp/drift restrict default kod nomodify notrap nopeer noquery restrict -6 default kod nomodify notrap nopeer noquery restrict 127.0.0.1 restrict -6 ::1 server 192.168.0.21 iburst

(3) SLEWモードへの変更
RAC環境ではNTPがSLEWモードでなければなりません。
SLEWモードに設定すると時刻合わせが徐々に行われます。
・参考サイト:ntpdate stepモードとslewモード

/etc/sysconfig/ntpdに、下記のように「-x」オプションを追加し、STEPモードからSLEWモードに変更します。
[oracle@racnode1 ~]$ vi /etc/sysconfig/ntpd OPTIONS="-x -u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid -g"

(4) NTP設定反映
一度、強制的に時刻を合わせておきます。
[root@racnode1 ~]# ntpdate -b 192.168.0.21 28 Dec 10:01:38 ntpdate[7709]: step time server 192.168.0.21 offset 0.288386 sec

ntpサービスを開始します。
[root@racnode1 ~]# service ntpd start ntpd を起動中: [ OK ]

(5) NTPサービスの自動起動設定
サーバ再起動後もNTPサービスが自動起動するように設定します。

現状の設定を確認します。
[root@racnode1 ~]# chkconfig --list ntpd ntpd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off

NTPサービス自動起動設定を行います。
[root@racnode1 ~]# chkconfig ntpd on

設定を確認します。
2~5が「on」になっていることが分かります。
[root@racnode1 ~]# chkconfig --list ntpd ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off


Oracle環境設定
(1) Oracle RDBMS Pre-Install RPMインストールによる自動構成
Oracle RDBMS Pre-Install RPMをインストールし、OracleデータベースおよびGrid Infrastractureに必要な環境を自動構成します。

yumコマンドによりインストールします。
[root@racnode1 ~]# yum -y install oracle-rdbms-server-12cR1-preinstall Setting up Install Process ~ Complete!

(2)unzipインストール
ダウンロードしたインストーラの解凍時など、zipの解凍が必要となりますので、unzipコマンドをインストールしておきます。

[root@racnode1 ~]# yum -y install unzip Setting up Install Process ~ Complete!

(3) 共有メモリー・ファイル・システム・マウントの設定
「Linux x86-64」の場合、共有メモリー・ファイル・システム・マウントの設定が必要です。
/etc/fstabファイルのtmpfs行について、「defaults」から「rw,exec,size=2560M」に修正します。
tmpfsの容量が小さいとインストール時にエラーが発生することがあるため、size=2560を指定しています。

[root@racnode1 ~]# vi /etc/fstab /dev/mapper/vg_racnode1-lvroot / ext4 defaults 1 1 UUID=76c23ef5-bec9-4a84-9d5f-1d08bc8e2432 /boot ext4 defaults 1 2 /dev/mapper/vg_racnode1-lvswap swap swap defaults 0 0 tmpfs /dev/shm tmpfs rw,exec,size=2560M 0 0 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 proc /proc proc defaults 0 0

(4) ユーザ/グループの作成
Oracleデータベースに必要な下記のユーザ/グループについては、「Oracle RDBMS Pre-Install RPM」のインストールにより自動構成されているため、手動作成する必要はありません。
 <自動構成済>
 ・ユーザ: oracle
 ・グループ:dba,oinstall

ASM用に下記のとおりユーザ/グループを作成します。
[root@racnode1 ~]# /usr/sbin/groupadd -g 54327 asmdba
[root@racnode1 ~]# /usr/sbin/groupadd -g 54329 asmadmin
useradd -u 54322 -g oinstall -G oinstall,asmadmin,asmdba,dba grid

oracleユーザはASM用OSDBAグループのメンバーとする必要があるので、asmdbaを追加します。
[root@racnode1 ~]# /usr/sbin/usermod -g oinstall -G dba,asmdba oracle

oracleユーザのパスワードの設定を行います。
[root@racnode1 ~]# passwd oracle ユーザー oracle のパスワードを変更。 新しいパスワード: 新しいパスワードを再入力してください: passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。

gridユーザのパスワードの設定を行います。
[root@racnode1 ~]# passwd grid ユーザー grid のパスワードを変更。 新しいパスワード: 新しいパスワードを再入力してください: passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。

(5) ディレクトリ作成
下記のようにディレクトリを作成します。
[root@racnode01 ~]# mkdir -p /u01/app/oracle
[root@racnode01 ~]# mkdir -p /u01/app/12.1.0/grid
[root@racnode01 ~]# mkdir /u01/app/grid
[root@racnode01 ~]# mkdir /u01/app/oraInventory
[root@racnode01 ~]# chown -R grid:oinstall /u01
[root@racnode01 ~]# chown oracle:oinstall /u01/app/oracle
[root@racnode01 ~]# chmod -R 775 /u01

(6) ユーザ環境設定
a. oracleユーザ環境設定
oracleユーザでログインします。
[root@racnode1 ~]# su - oracle

oracleユーザのホームディレクトリにある.bash_profileファイルに、下記のように設定を追加しておきます。
環境変数は任意で追加してください。
[oracle@racnode1 ~]$ vi .bash_profile # ORACLE環境変数の設定 ORACLE_BASE=/u01/app/oracle ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1 ORACLE_SID=RACNODE1 NLS_LANG=Japanese_Japan.AL32UTF8 export ORACLE_BASE ORACLE_HOME ORACLE_SID NLS_LANG # PATHに$ORACLE_HOME/binを追加 PATH=${PATH}:$ORACLE_HOME/bin export PATH # Xアプリケーションの表示設定 DISPLAY=192.168.0.13:0.0 export DISPLAY # UMASK設定 umask 022

ログオフします。
[oracle@racnode1 ~]$ exit logout

b. gridユーザ環境設定
gridユーザでログインします。
[root@racnode1 ~]# su - grid

gridユーザのホームディレクトリにある.bash_profileファイルに、下記のように設定を追加します。
環境変数は任意で追加してください。
[grid@racnode1 ~]$ vi .bash_profile # 環境変数の設定 ORACLE_BASE=/u01/app/grid ORACLE_HOME=/u01/app/grid/product/12.1.0/grid export ORACLE_BASE ORACLE_HOME # Xアプリケーションの表示設定 DISPLAY=192.168.0.13:0.0 export DISPLAY # UMASK設定 umask 022

ログオフします。
[grid@racnode1 ~]$ exit logout




以上です。




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