Oracle中心にIT全般の技術情報を気が向くままに書いています。他にLinux、仮想化技術(VMWare)やトラブルに役立つ情報などがあります。

スポンサーサイトSDeleteでファイルを完全に削除する


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
普通にファイルを削除しても特殊なツールを利用すれば、ファイルを復活することが可能です。

ファイル削除時にOSの管理情報から削除されて見えなくなりますが、ハードディスク上のデータ自体が消去されないためです。
これは、データ自体をすべて消していたら削除の時間がかかってしまうので、管理情報だけ消去してファイルが消えたように見せているからです。

通常はこれで問題ないのですが、完全にファイルやフォルダを消してしまいたい場合があります。

Windows Sysinternalsツールである「SDelete」というツールを使えば、データ自体も完全にハードディスクから削除されるため、特殊なツールを利用してもファイルを復活できなくなります。




「SDelete」は、米国防総省で定められた規格を満たしているので、安心して利用することができます。
今回は、正常に消えたかどうかを確認するため、「Pandora Recovery」ツールで削除ファイルが参照可能であるかの確認を行いたいと思います。


通常のファイル削除
下記内容のテスト用のファイル「E:\test\test.txt」を準備します。
このファイルはSDeleteテスト用のファイルです。

test!test!test!
test!test!test!
test!test!test!

コマンドプロンプトよりファイルを削除します。
E:\test>del test.txt

Pandora Recoveryにより、削除ファイルを確認すると、下記のようにファイルが参照できてしまいます。




SDeleteによるファイル削除
(1)SDeleteのダウンロード
下記サイトからSDeleteをダウンロードして解凍します。
 ・http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897443

(2)SDeleteによるファイル削除
SDeleteコマンドにてファイルを削除します。
E:\test>E:\App\sysinternals\SDelete\SDelete.exe test.txt

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.
E:\test\test.txt...deleted.
1 files found

Pandora Recoveryにより、削除ファイルが確認することができません。
完全に削除されたことが分かります。



(3)SDeleteによるフォルダ削除
-sオプションを指定することで再帰的にフォルダを削除することが可能です。

削除対象のフォルダ「test1」を準備します。
test1の下にファイルやフォルダを配置します。

test1
  |--test1.txt
  |--test2
        |--test2.txt
        |--test3
              |--test3.txt

SDeleteコマンドにて-sオプションを指定して「test1」フォルダを削除します。
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -s E:\test\test1

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.

Error deleting E:\test\test1: ????????????????

E:\test\test1\test1.txt...deleted.

Error deleting E:\test\test1\test2: ????????????????

E:\test\test1\test2\test2.txt...deleted.

Error deleting E:\test\test1\test2\test3: ????????????????

E:\test\test1\test2\test3\test3.txt...deleted.
3 files found
3 folders found

上記は、ファイルの削除には成功していますが、フォルダの削除に失敗しています。
フォルダを削除する場合は、フォルダの中が空である必要があるためです。

ファイルが削除されているため、次回はtest3フォルダの削除には成功します。
しかし、test2フォルダについては、test3フォルダが配下にあるため、エラーとなります。

よって、下記のようにエラーが無くなるまで繰り返せば良いです。
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -s E:\test\test1

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.

Error deleting E:\test\test1: ????????????????


Error deleting E:\test\test1\test2: ????????????????

3 folders found
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -s E:\test\test1

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.

Error deleting E:\test\test1: ????????????????

2 folders found
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -s E:\test\test1

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.
1 folders found


なお、-sオプションを指定する場合は、絶対パスを指定した方が良いです。
絶対パスを指定しない場合は、予期せずフォルダを削除されてしまう場合があるので注意が必要です。

例えば、下記のようなフォルダ構成の場合で、SDeleteの引数に-sオプション付きで「test1」のみを指定した場合、直下の「test1」フォルダと、「AAA」フォルダ配下の「test1」フォルダが検索されて削除されます。

test1
AAA
  |--test1

下記では「2 folders found」とあるように、予期せず「AAA\test1」フォルダも一緒に消えてしまいました。
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -s test1

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.
2 folders found

(4)更にに完全に削除する
デフォルトでは1回だけハードウェアの上書きをしますが、-pオプションをつけることで複数回の上書きを行い、より完全にデータを消去することができます。

下記の例では、3回上書きをしています。
E:\test>E:\app\sysinternals\SDelete\SDelete.exe -p 3 test.txt

SDelete - Secure Delete v1.6
Copyright (C) 1999-2010 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 3 passes.
E:\test\test.txt...deleted.
1 files found




以上です。




トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



前ページへ:ssh接続JAVAアプリケーションを作成する
次ページへ:Oracle Master対策 お勧め学習方法

ページのトップへ

必ずお読みください

本ブログ記事をご利用になって生じたいかなる損害についても当方は一切責任を負いません。
ご利用は自己責任でお願いします。(^―^)

広 告





ブログランキング/その他


ビジネスブログ100選

ブログランキング・にほんブログ村へ
blogramで人気ブログを分析




最新トラックバック


RSSリンクの表示

QRコード

QR

アクセスカウンター

ユニーク:
トータル:


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。